依頼したらくシェルについて(口コミや評判が知りたい人向け) 葬儀の実体験3

身内が亡くなったのでインターネットで葬儀社を探して定額プランのお葬式を行ってしまった経験について書いています。
今回は実際に依頼したらくシェルについて書きます。

目次

らくシェルとは?

東京、神奈川、埼玉、千葉で定額プランのお葬式を提供しているサービスです。「〇〇のお葬式」などが多い中「らくシェル」という変わった名前についてですが、由来は簡単という意味の楽とコンシェルジュを組み合わせた造語とのことです。

なぜらくシェルに依頼したか

金額や分かりやすさから定額プランを提供しているらくシェル、シンプルなお葬式、小さなお葬式で比較検討したのですが、当初予定していた火葬のみのプランがもっとも安かったからです。電話での対応などはいずれも良かったので金額で見るしかなかったというのが本音ですが

らくシェルに依頼してから分かったこと

  • らくシェルの定額プランには火葬料金が(いい意味で)含まれていない

相談してから初めて知ったのですが地域によって火葬料金は大きく違い、さらに住民票のありなしで無料になったり格安になったりするそうです。
シンプルなお葬式や小さなお葬式は定額プランの中に火葬料金が一定額分含まれていますが火葬料金が無料の地域だからと言って安くなりませんし、一定額を超えると追加料金を取られます。らくシェルの営業エリアである東京、神奈川、埼玉、千葉だと火葬料金の幅が無料~数万円と大きいのでプランに火葬料金を含めないでその分安くした方がユーザーにメリットがあることが多いんだそうです。

  • 契約形態の違い

裏話的な内容になってしまうのですが
私の葬儀を担当してくれた方は実はらくシェルから業務委託を受けている別の葬儀社の方で、その葬儀社ではシンプルなお葬式や小さなお葬式とも契約しているそうです。つまりどこに依頼しても私の住んでいる地域であれば担当してくれた葬儀社の方が来た可能性が高かったそうです。
だったらプラン料金が一番安いところにすればいいのかとも思ったのですが、厳密には契約形態が違うそうでらくシェルは請負、シンプルなお葬式や小さなお葬式は仲介なんだそうです。なにが違うかというと請負のらくシェルに葬儀を依頼した場合に問題が発生すると責任をとるのはらくシェルですが、仲介の場合は問題が起きたときに責任をとるのは仲介先である葬儀社になるそうです。つまり仲介を選んでしまうともう葬儀を行う段階までいかないと最終的に責任を取ってくれる方に会えない仕組みになっています。
なにか問題が起きた時に完全に知らんぷりされることはないとは思いますが、窓口の会社が責任をきちんと引き受けている請負の方が安心できると思いました。

らくシェルの葬儀の感想

身内が亡くなった時の遺体搬送と打ち合わせの時に来ていただいた方は40代くらいの男性でとても落ち着いた印象を受けました。打ち合わせの際もまず手を合わせてくれて、気遣いを感じました。急きょ遠方の親戚が来ることになったので当初予定していた火葬のみのプランだと申し訳ないと思って相談したところ告別式だけを行う一日葬を勧めていただきました。
葬儀当日は女性の方がセッティングや進行を行ってくれましたが、こちらも落ち着いており過去に出席したことのあるお葬式となんら遜色のないものでした。実は安いので内容はどうかと心配していたのですが大丈夫でした。

もう一度お葬式をしなければならなくなったらどうするか

実際に葬儀を行う葬儀社が別にいるのであれば最初からそちらに依頼すればいいかとも最初は思ったのですが、打ち合わせの際に担当者の方が「今回はプランが決まっているので選ぶ必要はないんですが、本当はこれだけの項目を選ばなければいけないんですよ」と言って見せてくれた祭壇や膨大なオプションの量を考えると、定額プランを提供しているサービスは必要な項目を代わりに取捨選択してくれて時間と手間がかからず便利だと思えました。また今回実際の葬儀を担当してくれた葬儀社をインターネットで検索しましたが、すぐには見つかりませんでした。
そのため探したり選んだりする手間や時間を考えると次回も定額プランにすると思います。今回依頼して安心したのでらくシェルの対応エリア内であればらくシェルに依頼すると思いますが、それ以外であれば火葬料金なども含めた総額と契約形態が請負かどうかで判断すると思います。


今回依頼したらくシェルのWEBサイトはこちらです。プランなどの詳細は以下から確認してください。
https://rakuciel.com/

【私が経験した葬儀の実体験に関する記事一覧】
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葬儀の流れ 葬儀の実体験2

実際に身内がなくなってから実際の葬儀の流れについて経験した葬儀の流れを書いていきます

目次

病院で身内が亡くなる

数日前から危篤状態だったので覚悟はしていましたが病院で亡くなりました。
少し驚いたのが亡くなって看護師さん呼んでお医者さんが来て死亡の確認をされたあとすぐに「どれぐらいで移動できますか?」と聞かれた点です。スペースが限られているので気持ちは分からないでもないですが、すぐ移動しないといけないみたいです。

依頼先であるらくシェルに電話する

インターネットで検索して「お葬式のらくシェル(決定した経緯は葬儀の実体験1 インターネットでお葬式を探して比較検討してみた - 葬儀の経験をしたので調べたことをまとめてみた)」というところに決めていたので、サイトに記載してある電話番号に電話して依頼しました。名前と電話番号を伝えたら相談内容が保存されているらしくスムーズに話が進みました。病院からすぐに移動しなければいけないことを伝えると「1時間以内に到着できます」と言ってくれたので安心しました。

遺体搬送用の寝台車が到着する

病院で待っているとすぐに担当者がやってきたので遺体の搬送をお願いしました。ちなみに死後24時間は火葬できないので施設か自宅に安置する必要があります。私の家は手狭だったので施設での安置を依頼しました。

葬儀の打ち合わせを行う

見積りをとった段階では最も安い直葬14.4万円を考えていましたが、どうしても来たいという遠方の親戚が出てきたので、それで直葬は寂しいだろうということでスタッフの方に相談したところ略式の一日葬はどうかと提案してもらいました。聞きなれない言葉ですが、どうやら造語らしく一日葬とは通夜を省略することで普通のお葬式よりも時間と費用をかけずに、かつお別れの儀式も行うというプランでした。少し費用は増えましたが要望に合ったものだったので変更をお願いしました。

告別式を行う

日程や会場は、早くて近く。食事などのオプションは身内だけなのでいらない。という要望を出していたのでほとんどプラン通りの金額でできました。元が安かったので少し心配していたのですが、これまで何度か出席した葬儀と変わりない満足いくものが行えました。様々な手続きもスタッフの方が手伝ってくれたので楽でした。

火葬を行う

告別式の後は火葬場まで移動して火葬を行います。手続きなども全部やってくれるので基本的には待っているだけです。
骨壺はプラン内に入っていました。

以上で葬儀の一連の流れは終わりです。

【私が経験した葬儀の実体験に関する記事一覧】
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インターネットでお葬式を探して比較検討してみた 葬儀の実体験1

先日、都内でお葬式を行いましたが、初めてだと分からないことがたくさんあって大変だったので備忘録として葬儀についてまとめています。

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身内が亡くなったので葬儀社を探すことになりました。

先日、身内が亡くなったのでお葬式をあげなくてはいけなくなったのですが、地方から出てきてそのまま都心に就職した私は周りに相談できるような人もいなかったのでインターネットで葬儀社を探しました。ちなみに病院からも紹介すると言われたのですが、なにかの雑誌で病院経由で紹介される葬儀社は手数料が上乗せされているので高いという記事を読んだことがあったので断りました(後で実際に葬儀を担当してもらった人に聞くと、だいぶ少なくなってきたけどそういうこともある、だそうです)。

インターネットで葬儀社を探すポイント

たしか葬儀+○○(住んでいる地域だった気がします)で検索をして上からざっとどんな葬儀社があるのか確認していきましたが、大きく分けると直葬で〇〇万円、家族葬で〇〇万円みたいな「広範囲に対応可能な定額プラン系」か、葬儀の費用はぱっと見よくわかりませんが地元で何十年みたいな「地域密着の葬儀社」に分類できるようです。
両方話を聞いてみましたが、結論から言うと人によって以下の様に頼むべきだと思いました

・定額プラン系に依頼すべき人
火葬だけみたいなシンプルな葬儀でいい人、呼ぶのは身内だけなので気を使わなくていい人、過去に葬儀の経験はあるが事情があって前回依頼したところにはお願いできない人

・地域密着の葬儀社に依頼すべき人
会社関係やご近所様など身内以外にも呼ぶので気を使わなければいけない人

まず、お葬式のらくシェルやシンプルなお葬式、小さなお葬式、といった定額プラン系ですが、電話での相談や死亡直後の打ち合わせが楽なので複雑な要望でもない限りはお勧めです。オプションの営業などがなくて対応が楽だったので私もこちらにしました。
一方で、礼儀にうるさい身内がいたり、会社の偉い人が来るといった気を使わなければいけない場合は地元の葬儀社の方が提案内容が豊富でいい気がしました(ただし、これでもかというくらい出てくるオプションを選ぶのが大変らしいです)

定額プラン系の中から比較検討をした感想

身内が危篤状態の時から検討を始めたのでそんなに時間もなく、お葬式のらくシェル、シンプルなお葬式、小さなお葬式の3つに絞って検討しました(この3つにした理由は上から順にとかだった気がします)。
それぞれ火葬だけの「直葬・火葬式」、通常のお葬式を簡略化した「一日葬」、身内だけで行う「家族葬」とプラン名も内容もほとんど同じだったので料金、スタッフの対応、インターネット上での評判あたりが比較のポイントとなりました。
【料金】
火葬だけのプランならお葬式のらくシェル、その他のプランだとシンプルなお葬式が最も安かったです
【スタッフの対応】
電話をした感じでは3つとも感じの良い対応でした。流れもほとんど同じでした。
【インターネット上の評判】
この項目に関してはボリュームが大きくなりそうなので別途まとめたいと思いますが、小さなお葬式は「『小さなお葬式は最悪の葬儀会社です。』」みたいな記事が出てきていて不安になりました。

葬儀の依頼先の決定

葬儀後に振り返ると別の理由からお葬式のらくシェルがよかったなと思いましたが、葬儀前の段階では特に悪い評判もなく想定していた葬儀プランが火葬のみだったので一番安いらくシェルに決めました

資料請求と見積もり

上記の理由でらくシェルに決めたので、電話して見積もりを貰うことにしました。名前や住所、希望プランなどを伝えて郵送してもらいました(急いでいるときはメールでも送ってもらえるみたいです)。


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